基礎補強

こんな症状は要注意!
基礎は大切なご自宅を守るために重要な部分です。建物の重みや地震などの力を地盤にバランスよく伝えるための構造部分です。基礎がひび割れて放っておくと、基礎コンクリート内部に水が入り込み中の鉄筋がさびて膨らみコンクリートを押し出してしまい鉄筋がむき出しになる爆裂現象が起こる可能性もあります。
また、コンクリートの中性化により、内部の鉄筋が腐敗・さびてしまうと、基礎コンクリート内部の鉄筋が強度不足に。
耐力低下の原因になります。
そうなる前に基礎の補強が必要となり、その基礎補強工事のひとつがタックダイン工法となります。

タックダインとは

タックダインとは
タックダインは樹脂の中でもトップクラスの接着力を誇るエポキシ樹脂を使用した半永久で短期間で施工可能な基礎補強材です。エポキシ樹脂が入っているタックダイン工法でも基礎補強は可能ですが、アラミド繊維を併用することで強度を高めます。アラミド繊維は鉄の5倍の引張強さを持っており、防弾チョッキにも使用されています。この特殊なタックダイン工法は高い信頼性があり多くの公共工事にも用いられています。

基礎補強工事の流れ

下地処理
Step 1
 下地処理
劣化した基礎を整え、土壌であれば塗装部分の土を取り除きます。
下塗り
Step 2
 下塗り
コンクリートを内部から強化する保護材を塗り、繊維シートを貼るための補強材を下塗りします。
繊維シート貼付け
Step 3
 繊維シート貼付け
基礎に合わせてカットした繊維シートを貼り付けていきます。
上塗り
Step 4
 上塗り
繊維シートの上から補強材を上塗りします。
仕上がり
Step 5
 仕上がり
施工期間は1日〜2日で完了しますが、範囲が広くない限り1日で完了することがほとんどです。

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